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村松篤設計事務所は、静岡県の西部、浜松市にあります。

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浜松・N第2こども園

設計コンセプト

本園舎は、浜松市の中心部から東へ2.5km程の距離にある。周囲を住宅や工場に囲まれ、北側には東西へ抜ける主要な道路が走っている。旧園舎は敷地一杯に建っていたが、新園舎では道路からセットバックし植栽を設けた。日照や通風の妨げにならず、道路を歩く人にとって圧迫感を感じない形態と刺激的に映らないデザインを心掛けた。限られた敷地ではあるが、条件の許す限り空地を多く取り、植栽面積を増やすよう考慮した。 高温多湿に向かっている地球環境のことを想定し、適度な庇や日射をコントロールする装置も併設した。

建物の高さを抑えた外観が周囲の環境に溶け込み、この地域にとって違和感のない印象を与えるように設計した。入口脇に植えられていた桜の老木は、少しでも町の記憶に留めることを考え、残す決断をした。開花の季節には園児たちだけでなく、父兄や職員、そして近隣の住民までもが思わず笑みを浮かべる姿を見てほっとしている。

建築全体のボリュームと形態、諸室の内容と広さ、明るさと開放感、機能とデザイン、法関連への 対応、コスト等々。今回もハードルは高かったが、なによりも園児たちにとって、園舎は限りなく住宅でありたいと願っている。心地よい寸法や木の温もり、汚れや 傷がつく素材、磨けば美しくなるもの等々は全て住宅を設計するのと何ら変わりはない。(文:村松)
 <N第2こども園を見学して>
基礎工事を見学した際の重厚な鉄骨造りのイメージは、 内外装に県産材を使った仕上げにより払しょくされ、木の香漂う新園舎になっていた。

園庭を囲むように設けられた個々の園児室は、変形土地を効率よく利用しこじんまりとしていたが、至る所に置かれた玩具で遊んでいた園児にとってはちょうど良い広さ、保育士にとっては園児一人一人に目の届く広さのように感じた。

玄関より右手奥の階段を上がると、舞台を携えた広々としたホールがあり、園児用の布団が並べられていた。みんなで一緒に昼寝をするんだね。風が抜けていく。気持ち良いだろう。(文:村松利枝子)


 玄関から園舎内へ  下足入れ(左)と図書コーナー(右)
 
玄関からホール(けやき)へ 園庭(上)、園児用WC(下) 
   
  ホール(けやき)   ホール(けやき)舞台
 廊下 園児室(たんぽぽ、きく)
   

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