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村松篤設計事務所は、静岡県の西部、浜松市にあります。

お問い合わせはTEL.053-478-0538

〒432-8002 静岡県浜松市中区富塚町1933-1

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 ★現代民家・爽の上棟式がありました!
現代民家・爽で上棟式がありました。
この日は前日までの雨もあがり、快晴の将に上棟日和。
 
 

建て主のOさんは、吉村順三さんの軽井沢山荘のファン。住宅に対しては並々ならぬこだわりがありました。

建築材料は、無垢材、木製建具、塗り壁等、身体に優しく、自然に呼吸ができるもの。
断熱材も、身体に優しい羊毛断熱材を選択しました。

そして心地良く住むために、ソーラーシステムによる床暖房を選択。
住宅の質にもこだわっています。
 
ここは自然豊かな土地です。
奥深い木々の緑、心地良く吹き抜ける自然の風、野鳥のさえずり、蛍の光、野生の動物や昆虫たちの生態など、そこには、忘れ去られた日本の原風景があります。

初めてこの土地を訪れたその日に、所長は2階リビングを念頭にしたプランの構想が浮かんだそうです。
きっと軽井沢山荘のように、この豊かな自然をおもいっきり享受できることでしょう。
 
   
お餅ちがクレーンで持ち上がっていきます。
いよいよお餅まきです。
山間の住宅で、辺りは民家が点在しているのに何処からともなく人々が集まってきました。
杖を突いてくるお年寄りの姿もありました。
だけど侮ってはいけません。こういうときのお年寄りは結構素早いのです。(^^ゞ
 
★ 住まいの文化賞の表彰式とトークショー!
  
 
先日、「静岡県住まい博2009」が開かれている静岡県駿河区のツインメッセ静岡・南館で、第21回静岡県住まいの文化賞の表彰式が行なわれました。

表彰式の後、建築主(Oさん)、設計者、施工者がぞれの立場から意見を述べるトークショーが催されました。

Oさんご夫妻は準備万端で、堂々と住宅に関する自分達の意見を述べていました。
静岡県住宅振興協議会長の丸山康至さんから表彰状を受けとるOさん。
建築主、設計者、施工者によるトークショー。
緊張で顔がこわばっています。
表彰式、そしてトークショーが終了し、ホッと一息、笑顔が戻りました。
第21回『静岡県住まいの文化賞』をまとめた冊子です。
《講評
 山裾の庵を想わせる小住宅。道路拡幅による建替えにあたって、住み慣れた場所での夫婦二人の生活を守るだけでなく、昔からの近所づきあい、背景となる山並み景観との調和など、地域との関係を大切にした住まいづくりが高く評価されました。
 道路側からは瓦葺きの平屋に見えますが、実は一部2階建て。2階にご主人の書斎と客間を兼ねた和室が置かれ、LDKや寝室、浴室は1階に集められています。ご夫婦が、互いの所在を感じながら自分の時間を楽しむことができる「ちょうど好い大きさ」です。また、将来を考え、日常的な生活は1階で済むように考えられていることも、長生きできる住まいづくりの要点のひとつです。
 天竜地区は寒暖の差が激しい所ですが、冬はパッシブソーラー(太陽熱)による床暖房、夏は深い軒下の広縁から吹き抜けへと風が抜けて気持ちが好いそうです。エアコンをあまり使わないので省エネ効果も高く、生活コストも抑えられています。環境負荷の少ない家づくりのモデルのひとつです。
 室内は地元天竜の木と白壁を主に構成され、奥様の好きな赤色に染められた通気パイプやキッチンセットの扉が、アクセントとして彩りを添えています。また、玄関には高齢のご近所さんのための腰掛けが用意されています。昔ながらのご近所づきあいを大切にするご夫婦の心が感じられます。
 
《施主様の声》
ぬくもりのある外観、光と風の通る内部空間、そして自然素材、想像以上に仕上がりました。納得できて、くつろげる、ゆったりと時が流れます。それは、私達を、豊かな気持ちにさせてくれます。ずっと、大切に、住み続けたい。そう思っております。
 
 
 
★ 住まいの文化賞で、「浜松・山東庵」が最優秀賞(静岡県知事賞)を受賞しました!
 第21回静岡県住まいの文化賞で、『浜松・山東庵』が最優秀賞(静岡県知事賞)を受賞しました。
この賞は静岡県住宅振興協議会が住生活・住文化の育成と住宅産業の振興を目的に、県民の住生活の育成に貢献した建築士や建築業者など個人・団体や地域の特性などを生かして建築された住宅に対して贈られるものです。この住まいの文化賞には65点の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞7点が選ばれました。
 
 9月19日(土)、午前11時30分から、「静岡県住まい博2009」が開かれている静岡県駿河区のツインメッセ静岡・南館で表彰式が行なわれます。
また表彰式の後、午後2時30分からは、建築主(Oさん)、設計者(村松篤)、施工者(水ア棟梁)がそれぞれの立場から意見を述べるトークショーが催されます。
 
☆2009年9月9日付けの建通新聞に掲載されました。

 ★豊橋・ペッツハウスの上棟式がありました!
豊橋・ペッツハウスで上棟式がありました。
この日は良く晴れ渡って、まるで夏に戻ったかのような暑さです。太陽が燦燦と降り注ぎ、現場の皆さんは日に焼けて真っ黒でした!
 
 
この家は 東側の道路からは周囲に威圧感を与えないよう、1階の下屋を低く押さえたプロポーション。
家と一体になった車庫の向こう側には愛犬が顔を覗かせる木製デッキ。車庫の南側には駐輪スペース。玄関と食品庫を一体で構成した広い土間があります。
 
 
いよいよ餅まきです。建て主のTさんも屋根に上って準備万端。
どこからともなく人も集まってきました。
 
     
Tさんご家族による、母屋での宴会(正式には直会(なおらい)と言います)。
無事上棟式も終わり、所長、G社のNさん、棟梁のSさん、職人さん達はホッと一息。
母屋の猫、アトム君は8キロの巨体。面構えも堂々としたものですが、この日は耳を負傷していました。
「弱いのに喧嘩する」とはお父さんのお言葉。(^^ゞ 
 
 
 ★幸田町・十床の遊が完成しました!
幸田町・十床の遊が完成しました。
先日、家の引渡しのために訪れたこの町は、自然が豊かなで、ゆっくりと時間が流れていました

 

 
この家は屋外の木製デッキを含めて10の場、すなわち十の床を持っています。これは敷地の高低差を生かしてのプランニングで実現しました。高さの変化を利用することで空間の仕切りや収納、おまけのゾーン等が可能になりました。
 
Tさんご夫妻は楽しく暮らすために、スキップフロアーを楽しみたいと、あえて高低差のある土地を選択しました。
 

 
薪ストーブのあるリビングを中心に、中2階のキッチン・ダイニング、2階の子供部屋と、空間が連続して伸びやに広がっています。
 
  
 

 
リビングの掃きだし窓は、通常の窓よりも高さがあります。これは前方に広がる緑豊かな自然や道路を挟んだ隣家の庭にある桜並木を考慮しての選択です。中2階のキッチン・ダイニングからもその景観を楽しむことが出来ます。 
 
 
 ★木造の園舎!
 先日、浜松・N保育園の実施設計が完了しました。
この保育園は、木造の園舎です。これまで多くの住宅を手掛けてきた経験から、木の温もりや質感が、人間にとって如何に重要なものかを感じてきました。園児達にもその心地良さを味わってもらいたいと木造の園舎を提案したところ、保育園の保育方針にも合致し、今回の計画が進められました。



 南北に長い敷地を有効利用するため、駐車場を南端に設け、残りのスペースに園庭を取り囲むようL字型の園舎を計画。遠州地方特有の冬の季節風を園舎本体で遮ることで、園庭を陽だまりの場になることを想定しています。
また、園舎をこの形状にすることで、すべての乳児室や保育室が南面の部屋となり、充分な日照を得ることが可能となりました。 



 L字型の中心部である北西のコーナー部に、大きな空間の円形ホールを配置。吹き抜け上部に設けた天窓からは、自然光が降り注ぎます。
また、一日を通して太陽の光が変化するこの部屋には、自然の風も吹き抜けるよう開口部の位置を工夫しました。


 
 ★桜の頃には!(幸田町・十床の遊)
先日、幸田町・十床の遊を訪ねました。
この家は、敷地の傾斜を生かしてプランニングされています。
高さの変化を利用することで空間の仕切りや収納、おまけのゾーン等を可能にしました。



外への視線を考慮し、自然光のみを受けとめたり、通風の必要性からであったりと様々なケースを考えながら窓の位置を決定しました。



リビングから道路を挟んで前の家の桜並木が見られます。
この日はまだ3分咲きといったところでしょうか。満開の桜並木が楽しみですね!


 ★所長のブログ!
最近、漸(ようや)くエンジンがかかったようで、ブログ(篤噺し)を更新しています。
今回、オープンハウスを開催する、『浜松・川望の家』の解説もしておりますので、
宜しかったらご覧下さい。
 
問い合わせが度々あるので嬉しいのですが、私のブログ(徒然乃記)は建築の話題からプライベートな話題にシフトしたため、トップページから移動しました。所長のブログ(篤噺し)からもリンクしています。

 ★オープンハウスのお知らせ! (終了しました)
『浜松・川望の家』が、この秋完成します。
建て主のご好意で、平成20年11月15日(土)にオープンハウスを開催することになりました。

参加を希望される方は、住所、氏名、参加人数をご記入の上、メールにてお申し込みください。折り返し詳細について連絡させていただきます。

 
外部足場が外れ、家の全貌が分かるようになってきました。
外壁の大部分は、ほたての貝殻を粉砕したものを塗り壁材に混ぜた新商品を使用し、横目模様のいい感じに仕上がっています。杉板とのコントラストも程よく、川の向こう側から望むと一際目立つ家に出来上がりつつあるようです。室内に目を向けると、29坪の家なの2階だけで4室確保しているのが大きなポイントです

1階は相反して吹き抜けを持つ広いリビングと、ダイニングキッチンがひとつの空間で繋がっていて、ここに階段を設けることでさらに家全体が手掴みできるようになっていま す。フルオープンの掃き出し窓から外に広がる木製デッキも、気持ちいい空間に仕立てるのに一役買っています。

2 階にあるふたつのバルコニーは、それぞれの用途に活用されるよう最初から計画されました。なかでも北側のバルコニーは、その場の条件を活かした設計をしましたので必見です。

また、収納も大切なポイントのひとつです。大容量の靴箱、スペアタイヤの収納、食品の 収納庫、何でもしまっておける大きな屋根裏等々が小さな家に沢山詰まっています。
気持ちのいい季節に、心地良い自然の光と風を満喫できる時間を体感しませんか。(文 村松篤)
 
この家は、Bio森の家の前身になった住宅です。
Bio森の家とは、20代〜40代の一般サラリーマンが、手ごろな価格で建てられる家を、基本コンセプトにしています。
家造りにこだわりを持ちながらも、予算の制約がある建て主は少なくありません。そんな建て主のために、家のクオリティー(品質)を保ちながら、ある程度の制約を設けた住宅を提案し、真摯に家造りに携わっている工務店(大工さん)とタッグを組みました。

★『もくもくまつり 木の住まいデザインコンクール』で、浜松・山東庵が最優秀賞を受賞しました。
平成20年10月5日(日)クリエイト浜松において、浜松市地域木材促進協議会が主催した『もくもくまつり2008 木の住まいデザインコンクール』の表彰式と作品展示会がありました。

このデザインコンクールは、浜松市の木を使って建てられた住宅が対象になっていて、1次審査、2次審査の結果、『浜松・山東庵』が最優秀賞を受賞しました。(^^ゞ
この日、施主のOさんご夫妻、設計の村松篤設計事務所、施工の水ア建築の3者が表彰されました。
 
表彰式の後、審査委員長である静岡文化芸術大学の川口先生から、講評がありました。

「この住宅は、空間がとても洗練されていて、材料の使い方も巧みである。むくり屋根による柔らかな表情を、そのまま室内空間において洗練されたデザインとして展開されている。節の無い木と漆喰壁、和紙張りの障子、間接照明等が上質な空間をつくりあげ、とても品がある仕上がりとなっている。吹き抜け空間を支えている登り梁下の仕上げ(大工の手仕事による)やカーブを描いた曲面の木枠、大きな壁面や丸みを帯びた壁・天井を塗り上げた左官による仕上げ等々は、ややもすればやり過ぎになりかねないところを一歩手前でとめることで、厭味の無い空間に仕立てている。住まい方にも品がある」という評価をいただきました。

そして、「この家には日常と非日常が感じられる」ということを強調していました。所長はとても嬉しそうでしたが、私はちょっと理解が出来なかったので解説してもらいました。

『日常とは、即ち平日の暮らし。起床から就寝までの生活が無理なくでき、ストレスを極力感じさせない配慮がある家なのではないだろうか。これに対して非日常とは、休日を含め特別な日の暮らし。天気がよければ外の木製デッキで食事をし、リビングのガラス戸を全開放して自然の風を満喫したり、満月の夜には濡縁でお月見をしたり等々が楽しくできる家なのだろう。こうしたことが可能なように、自然な形で家の中に設えられていることを評価されたように思う。』
 

新聞社の取材を受ける
所長とOさんご夫婦
  
 ★浜松・浮遊間を訪問しました!
先日、昨年の10月に完成した『浜松・浮遊間』を訪ねました。本当はもっと早く伺いたかったんだけど、私の体調が優れなかったのでなかなか実現しませんでした。
私達が訪れると、引越しの時にちょっと体調を崩したというお父さんもすっかり元気になって寛いでいました。



リビングで一息付いた後、ご家族全員で各部屋を案内してくれました。どの部屋も綺麗に片付けられていて、丁寧に住んでくれている様子。お洒落でモダンな暮らしを望んでいたUさん家族は、ガラス大好き家族で、沢山のガラス製品を収集していましたが、以前住んでいた家では飾る場所がありませんでした。新しい家では、日の目を見なかったガラスの器達が、場所を得てなんだか嬉しそう。リビングはもとより、娘さんのMちゃんの部屋や和室にも飾られていました。



先日、リビングの西側の壁を飾る絵画を求めて、青春18切符で三島市にあるビュフェ美術館に行ったそうですが、生憎お眼鏡に叶う絵画がなかったようです。どんな絵画が飾られるのか今から楽しみです。



  
 ★住まいネット新聞!
町の工務店ネットが、住まいネット新聞「びお」を発行しています
内容としては、特集が2本、設計のみつくろい、72候の話等で、24節季・72候にしたがい、およそ5日に1回というペースで更新されています。

設計のみつくろいは、建築家の人達が設計についての様々な事柄を執筆しています。今回は所長が階段について書いています。小池創作所からの急な執筆依頼で、書斎に籠もり悪戦苦闘していました。(^^ゞ
興味のある方は、町の工務店ネットのホームページをご覧下さい。
 
 
 
 ★スタンダード住宅(Bio 森の家)の勉強会!(終了しました)
平成20年7月23日(水)〜24日(木)にかけて、工務店を対象にした村松篤のスタンダード住宅(Bio 森の家)を理解するための勉強会を開催します。なお、勉強会の前に村松篤が設計した住宅の見学を予定しています。

詳細については、町の工務店ネットのホームページをご覧下さい。
 
村松篤は、スタンダード住宅に縁の遠い建築家?

村松篤は、スタンダードな住宅に最も縁の遠い建築家なのかも知れません。氏の設計は細部(ディテール)に本領があるからで、要するに面倒なのです。しかし、氏が設計した空間はとても心地よくて、熱烈なファンが多いのです。専門的にみると、960を基本とする寸法がいいのです。場と場の展開に切れ目がなくて、目線が通っていて、天井高と開口部の関係が絶妙で、材料の選択がいいのです。見ても、触れても、居ても、長く留まっていたくなる、そんな空間です。これを工務店の設計として内部化できたら、それはとてもいい話です。

箱型プランと、大屋根プラン

村松篤の手練を、工務店が身につけることは可能なのか? また、いくらいい空間でもユーザーの経済性にマッチしなければ絵に描いたモチと化します。この二つが本プロジェクトのテーマです。そこで村松篤は、これまでの設計を整理し、敷地形状やプランによって屋根の向きを変えられる、箱型プランと大屋根プランにまとめました。基本コンセプトは、20代〜40代の一般サラリーマンが、手ごろな価格で建てられる家です。プロトタイプ化は、スタンダードの基本ですが、問題はここから先にあります。練り上げたディテールと、こだわりの寸法に沿った設計は、誰にも、すぐ身につくというものではありません。仮に、集中合宿的な「定番学校」を開き、捻り鉢巻して勉強したところで、そうは簡単に行きません。
 
     

工務店ごとに、個別スタンダードを生む、というあり方

工務店ごとに、個別スタンダードを生む、というあり方を出した結論は、村松自身が工務店の設計の現場入って、工務店ごとに、個別プロジェクトにして取り組んではどうか、ということでした。工務店の中で、これはという設計スタッフを選抜してもらって、まずその人を鍛え、そうして、その工務店の設計スタイルをつくり上げるのです。双方に、つよい熱意と根気を必要とします。おもしろいけど、大変です。
(町の工務店ネットのホームページより抜粋)


 ★オープンハウスのお知らせ! (終了しました)
『浜松・山東庵』が、この春完成します。
建て主のご好意で、平成20年5月10日(土)、11日(日)にかけてオープンハウスを開催することになりました。

詳細については、施工を担当した水ア建築のホームページをご覧下さい。なお、所長及びスタッフの説明を希望される方は、事前にメールいただければ幸いです。


 
<建築のコンセプト>
 敷地は交通量の多い国道沿いにあり、騒音や振動の影響は避けられない。また、南西側には2階建ての隣家が迫っているため、日照の確保も課題のひとつ。ゆとりのあるはずの敷地は、かなりの変形である上に、方位も振れているので、有効利用をするための建物の配置に考慮しました。北西方向に連なる緑豊かな山並みは、この場に憩いを与えてくれるでしょう。

Oご夫妻が、何となく浜松産業展示場で行なわれていた住まい博に立ち寄った折、そこに展示されていた遠江・奏庵のパネルにとても共感したということで連絡をくれました。軒が深く、平屋のように見えるけど実は2階建てである点や、自然素材を使い、室内空間が一体となった奏庵がご夫婦の理想のようです。今年4月に浜松市と合併になった天竜区の山東にある庵という意味で“山東(さんとう)庵”と命名しました。
   
 ★れんれんゼミin大阪! (終了しました)
4月23日(水)〜24日(木)にかけて、大阪・立売堀 建設交流館で、(協)もくよう連と町の工務店ネットが主催、ヤマトタテルの会の共催で、「れんれんゼミ」が開催されます。

テーマは、

   工務店がつくる家 ----スタンダード住宅の可能性を探る!
 
 
「主旨」
今、業界は改正基準法に揺れています。一方、福田首相の目玉政策として「長寿命住宅」が打ち出されました。フロー型からストック型への流れの中で、改めて工務店がつくる家とは何かを問います。今回は、スタンダードな家を追求してきた建築家を中心に、数々の具体的な提案をしてもらいます。
 
[プログラム]
・大阪人の知恵・MOKスタンダードとは?  三澤康彦(Ms建築設計事務所)

・木造ドミノ(長寿命・高性能・低価格をテーマにして)  半田雅俊(半田雅俊設計事務所)

・工務店が身につけるべき技術としての、設計標準化を解く  伊礼智(伊礼智設計室)

・工務店が持つ手技を駆使してつくる、Bio森の家  村松篤(村松篤設計事務所)

・自然循環型住宅を解説し、エネルギー利用の具体を語ります  野池政宏(住まいと環境社)

・評判の町家型住宅の定番学校・中間報告 趙海光(ぷらんにじゅういち)

・メーカー志向でもない伝統回帰でもない、クラフツマンの工務店という選択 小池一三(小池創作所)

・今こそ、みんなでパッシブソーラーに取り組もう 永田昌民(N設計室・自然エネルギー研究所)

■ 対談 生活者の視点から住宅を再構築する 
秋山東一(ランドシップ)×小野寺光子(イラストレーター)
 
このれんれんゼミin大阪は、180名を超す参加者によって、大いに盛り上がりました。
その詳細については、ゼミを主催された町の工務店ネットもくよう連のホームページに、UPされていますので、ご覧下さい。

 ★オープンハウスのお知らせ! (終了しました)
新居町・楽暮の家』が、11月に完成します。建て主のご好意もあり、平成19年11月17日(土)にオープンハウスを開催することになりました。

参加を希望される方は、住所、氏名、参加人数をご記入の上、メールにてお申し込みください。折り返し詳細について連絡させていただきます。

 
<建築のコンセプト>
宿場町だった頃の面影を残し、今でも民家や旅籠が点在している。そんな町並みを通り過ぎ、小高い山の方向にちょいと足を伸ばすとこの敷地がある。(道がクネクネしていて迷路のようなので、一度説明を聞いただけでは絶対辿り着くことが出来ない。)周囲とは一段下がっていて、窪地のようになっているのでただでさえ日当たりが悪いが、なんと南側には小高い山もある。北側にある道路は、車のすれ違いも困難な程の狭さで交通量も多い。一見すると悪条件ばかりが目に付くが、2階レベルから眺められる森が、生活に潤いを与えてくれることでしょう。完全2世帯住宅。

ご主人のNさんは仕事柄なのか、設計の大切さをとてもよく理解していて、敷地が決まる何年も前からオープンハウスを開催するとご家族で駆けつけてくれました。打ち合わせの折には、住宅に対する要望書を要領よくまとめてくれたので、基本設計を進める上で所長は大変参考になったようです。要望書を読んでいると、将来にわたって家族が豊かに暮らしていけるような家を希望しているNさんの想いが伝わってきます。 
        

conpany;info.会社情報

村松篤設計事務所

〒432-8002
静岡県浜松市中区富塚町1933-1
TEL.053-478-0538
FAX.053-478-0492